「羅…まじごめん…
最初はまじで羅のこと好きだったけど…
その…新鮮な気持ちが冷めちゃったつーか…」


焦りに焦る彼氏。


「香帆…
何言ってんの?!
香帆には彼がいるでしょ?!」

私は大きな声で言った。


「…う…昨日別れた…」


私はただ、
目の前で起こっていることを
夢にしてください。と願い続けた。