先生と私。

「おぃお前らどうした練習もしないでさぼってたらだめだぞ」
「さぼってなんかいません。幸穂さんがあいつらにいじめられて我慢できなくなって泣いちゃって…幸穂さんは少し休むことになって…俺はそんな幸穂さんが見てらんなくなって声かけたんです。」
「そうだったのか。
先生何も知らなかったよ。教えてくれてありがとな。
和也は練習に戻れ。あとは先生に任せとけ。」
「…はい。…幸穂さん気持ち落ち着いたらまた戻ってきてよ。一緒に頑張ろう。」
そう言って和也は練習に戻っていった。