先生と私。

「杉並さんは休憩でもすればぁ。でも中杉さんと池上くんはちゃんとやってよね」
「「うん…。」」


幸穂は体育祭のすみでひとりぽつんと座り辛くて泣いていると…誰かが私のもとにやってくる足音がした。
足音がとまり気になって顔を上げるとそこに立っていたのは…同じクラスだけどまだあいさつしかかわしていない秋本和也だった。
和也は幸穂の隣に座った。