先生と私。

「ちっ…。いいところだったのに。ばれちまったか。まぁ今日のところは帰してやるよ。」


幸穂は服を急いで着て泣きながら走って逃げていった。

呼び出されたのが朝授業が始まる前。
教室に戻ると美樹たちが心配そうな顔をして待っていた。


幸穂は何事もなかったかのように普段と変わらないようにした。


「幸穂さん呼び出し何だったんですか?」
「…たいしたことじゃないよ。
進路のことで呼び出されただけだよ。」
「そうなんですか。
それならよかったです。」


幸穂は本当のことを言えずにいた。


時間がたてば解決する…そう思っていた。