チャイムがなり先生が教室に入ってきた。 「おっ、幸穂大丈夫か?」 「はい。」 授業の始まりのチャイムがなった。 しばらく休んでいたのもあってついていけない。 「幸穂大丈夫か? あてられたりしたら俺がフォローしてやるからな。 あと俺ばかだけど勉強教えてやるから。わからないことがあったら遠慮なく聞けよ。」 「うん。ありがとう和也。」 「休んでいた分のノートなんだけど…俺と美樹と僚助でちゃんとっておいたからな。」 「えっ…ありがとう。」