先生と私。

今も付き合ってるみたいに感じる。


「お腹いっぱいなったな。
次どうする?
いろいろまわろっか?」
「うん。」


私は立ち上がろうとした。
そのとき…軽いめまいがして倒れそうになった。


「幸穂」「あれ?私どうしちゃったんだろうね…」
「大丈夫か?
やっぱ具合悪かったんじゃないのか?」
「ううん、そんなことないよ。
大丈夫だから心配しないで。」
「ほんとか…?
幸穂他人に心配かけたくないからって嘘ついて無理するくせあるから…
保健室行こ?」
「うん…でもせっかくの文化祭なのに…」
「そんなこと気にするな。
俺は大丈夫だから。今でも幸穂大切に思ってるから…だから心配するんだよ…。」
「和也…。」