先生と私。

「そっか…わかった。幸穂には負けたよ。あと塚越にもな…」
「そ…そうだね…」
「さっきは取り乱して悪かったな…」
「ううん。」
「俺自分のことしか考えてなかった。
幸穂にずっとそばにいてほしくて…
いつかは離れ離れになっちゃうのにな…好きな人の幸せ願うこともいいかなぁって…
寂しいけどな…」
「ごめんね…和也…
ありがとう。」
「うん…。
俺…幸穂がもう一度俺のもとに戻ってきてくれること信じてるから…
いつになるかわかんないけど…その時まで待ってるから…
頑張れよ。」
「うん。また和也のもとに戻るからね…いつになるかわかんないけど…
ありがとう和也。」
「うん。じゃ…じゃあ今から…友達として…よ…よろしくな。」
今にも泣きそうな和也の姿…
さっきとは全く違う大人な和也。