先生と私。



「ただいま~」


「おかえり。遅かったわね。
どうだった?迷惑かけてない?」
「先生の家行ったら先生倒れてて…
ベッドまで運んであげて…熱四十度あったから冷やしてあげたんだ。
それで前お母さんに教えてもらったミルク粥作ったよ。
こんなにおいしいお粥は初めてって言ってくれたんだ。
…ごめんね遅くなって…」
「そう…そんなにひどかったの…
ミルク粥教えたかいあったわ。
よかったわね。」