父さんと母さん
そしてもう2人は
俺の本当の両親
どこか俺に似ている
いや、俺が似たのか……
まだ4人共若くて
きっと幸せだったんだって写真を一目みたら分かる
この人達が両親
今まで写真をみたことがなかったから、正直不安だったんだ……
俺を産んでくれた人は誰かとか
家族は本当にいたのかとか
悪い考えばかりが頭の中を支配さていた。
でも安心したよ
だから、せめて俺の記憶の一部にでも両親の記憶を埋め込んでいて欲しかったなって思った……
ワガママかな?
そう思っちゃいけないかな?
「圭が成長していく度にどんどん章吾に似ていく。
その度にやっぱり章吾の息子なんだなって実感するんだ…
章吾とした約束を思い出すんだ…」

