「分かった。
俺は紅莉から身を引く。
もう、二人の邪魔しない…
でも好きでいてもいいよな?」
「太陽が…辛いだけだよ?」
「恋って楽しい事だけじゃないんだろ?
なら、上等。
俺は紅莉を好きでいれることが俺の幸せなんだ。
暫くは立ち直れないかもしれないけど、時間がかかっても、ちゃんと友達に戻るからさ」
「ありがとう……
こんなあたしをまだ好きって言ってくれてありがとう…」
「俺はいつでもフリーだから
泣きたい時は胸貸してやる。」
これで良いんだよな?
紅莉が少しでも笑ってくれるなら、自分の幸せなんてどうでもいいや。
「期間限定だけどな?」
「…ありがとう…」
そう言って笑った紅莉は
凄く可愛かった
三角関係なんて良い事ない
関係を悪化させるくらいなら、身を引くよ…
だから……
頑張れ…
これからは一番の男友達になるから、応援する
「泣きそうな顔すんなよ…」

