目を覚ますと外はもう明るかった。


廉「寝てた。」


愛「ん…。廉起きた?」


廉「わりー起こしちまったな。」


愛「そんな事ないよ。おはよう廉。」


廉「おはよう。気分はどうだ?」


愛「うん。大丈夫だよ。」


廉「そうか。」


愛「いよいよだね。」


廉「あぁ、そうだな。」


愛「私がんばるよ。」


そういっていつもの笑顔で笑う愛華。


そんな愛華を無償に抱きしめたくなった。


愛「廉?」


廉「俺すっげー心配。」


愛「大丈夫だよ?」


愛華はそう言って俺の頭をなでてくれた。