手を繋いで

一緒にゴールのテープを切るのは

夢の話だね。


何かに溺れても

足掻いていても

綺麗な貴方は

人一倍、発光してて神懸かっているね


真っ直ぐにしか

見れなかった瞳だから

己を傷付けてまでも、

世界に望みを棄てなかったんだね。


いい加減

見放してもよかったのに、頑張ってたね。

貴方が唄う、唄は

戦う、挑むような唄だったね、


貴方は常に見えない何者かと、戦っていたね、

杖を振りかざして

沢山、たくさん歌おうと、してたね。


貴方はいつも綺麗だったね、

一生懸命、慈しもうと、

大事にしようと

不条理と争っていたね、

喉が涸れても、

シャウトだけは止めなかったね。


これらは、自らで

頭を撃ち抜いた

貴方様に捧げる

言葉です



(不条理の絶対値)