彼の‘死’を 確認した途端に、 わたしは 沢山の感情を知りました。 人の隙間や肉体に うごめくソレを あたしは、まだ、 知りませんでした、 闇が酸素を吸って、 隣に潜むなんて、 小さなあたしは 知りませんでした。 でも、 貴方の屍は あたしの記憶となり、 ソレらを 見せたのです。 (歴史の端の)