「ねぇ、愛しい事をしよう。」


貴方は小さな声で

自信なさ気に

俯くように。


その孤独は

あたしにクシャミをさせたくなった。


‘ずっと、傍にいるよ’って嘘を吐いたけど、

貴方はやはり、

泣きそうに顔を歪ませました。

嘘にならなければ、いいなって心臓は云っていました。


(埃)