ページを開いた。

扉の擦れる音がする。

きっと、貴方が来た。


本を読むふりして

気配を感じる。

どきどきが心地良い時間。


この後、いつも通りに

貴方の後ろに乗せてね、

服に顔を埋めて、

そのままワープしませんか?


(鼓膜振動音)