ハンカチが濡れていて、 手には冷たい温度が広がる 食べきれなかったヨーグルトは 猫にあげて、放置しました。 何でもない中の一つが、 手の平の中で唄う。 それらはキラキラ輝きだして 欝陶しく、生命を感じさせた。 「明日は怖くないよ」って、 きみが云ってくれたから、 明日だけは、 生きてもいいよ。 そんな風に考えるわ、 (本の音)