「な…なな…菜々…!!!」 誰…? うっすら目を開けるとそこには涼がいた。 「涼?ここ…どこ…?」 涼は頭を優しくなでながら 「病院だよ、菜々事故っちゃったから」 事故っちゃった? あたしが? 「直は?」 黙って外を見る涼。 涼は病室を出て、かわりに直が入ってきた。