いるなんて言えないよ。 『いないかなあー??』 そう言う自分がせつない。 『マネージャーさ,あたしじゃなくて…遙にやってもらえばっ!?』 気づいたら思ってないことを口にしていた。 野球をしている直はかっこ良くて。ズッと見ていたかった。 なのにあたし,なにいってるんだろ… 『えっ…?』 驚いている直。 『ごめんっ!』