「志賀野くん、はいティッシュ」 そう言いながらティッシュを勢いよく俺の顔面に押し付ける。 「っいだだだだ!!テメェ!!」 「やだな志賀野くん、テメェなんて言わないでよ。あたし、栗原マミ(クリハラマミ)。マミでいいから!」 「やっ、やめろ!」 栗原マミとかいう女は、俺の手をさりげなく握ってきた。 「やだーもう照れちゃって」 バシンッ! 頬を赤く染めて言う割には、強烈なビンタ。 何したいのマジで。 俺のこと殺したいの?