志賀野くんはそのまま彼を殴り倒し、ずんずんと廊下を進みます。 恐ろしい志賀野くんに逆らおうとするバカな生徒は一人もいません。 志賀野くんの気に入らないことがあると殴られると思っているからです。 でも実際志賀野くんはそんなことしません。 殴るのは、ウザいと思った生徒のことだけです。