ますます怪しくなってきた・・・
稲上・・・・・


あの動揺具合は絶対何かを隠しているはずだ



ガラガラ戸教室の戸が開く
稲上は平然を装っているが、明らかに表情に無理がある


正直ワシは女というものがあまりない


なぜなら根暗で、
恋人はともかく女友達すら一人もいない


え?
マリアちゃん?


あれは 化 け 物☆


ブリュリュリュリュ


すると突然稲上の後ろに立っていたレイナさんの携帯が鳴りだした


「もしもしお父さん?え・・・三回目の通り魔事件!?分かったすぐ行く。」


レイナちゃんは

「ごめん渡久山君!私行かなきゃいけない。稲上先生はここに来るまで、プリクラを剥がしたりする様な特に怪しい行動はしてなかったから。じゃあっ」


といい、後にした


オィオィォィ

やばいんじゃねぇの?