さくらいろ *




「野田君っ」



小声で呼ぶ



「ん~…」




それでも起きない



起きてよー


みるみる眉間にシワを寄せている先生



「のーだー君」



ヤバイヤバイヤバイ!!




先生がこっちへ来ている


先生と野田君の距離


約3メートル



2メートル



1メートル





バッシーンッッ



「いってえ゛ぇー!!!!!」



鈍い音とともに立ち上がった野田君


クラス全員が注目

痛そう...



この学校の先生は
すぐ生徒を叩くみたい。。



「俺の授業で寝るなんて良い度胸だなぁ~野田っ」



うっわー


完全に先生キレてる