「はぁ~・・・」

よく考えたら・・・

・・・だよな~

菖蒲が俺の事を・・・

ありえねーよなあ・・・

デパートでも俺が守ろうとして、俺が守られたし!!!

男として情けね~・・・


こんっこんっ・・・

誰かが部屋をノックしてきた。

「はーい。誰ぇ??」

「兄ちゃん!!」

「なーんだ・・・兄ちゃんかぁ・・・入っていいよ。」

ガチャッ

「どうした風人??失恋でもしたかぁ??」

こんな事言って入ってきたのは、俺の兄ちゃん。

高浦風紀(たかうらふうき)。

俺より3学年年上。

かなりの色男だと、学校ではかなりモテル!!

そんな兄ちゃんはいっつも俺のいたいところを・・・

でも・・・まぁ・・・

まだ失恋したとは決まってねーしな!!

「なんだよ??だまって。もしかして図星だったか??」

ドッキーン!!

落ち着け俺・・・

まだ失恋してねーぞ!!

望みはある!!

「おいっ!!風人、恋の悩みなら兄ちゃんに聞け!!ほらっ言ってみろ!!」


*。゜*兄ちゃん*。*゜。*


「ありがとう兄ちゃん!!!!!」

「おう!!」

俺は菖蒲の事を、全部話した。

ついでにさっききたメールも見せた。