「藤森くん。ゴメンね?
待たせちゃって、、、。」



「大丈夫。さっきまで暁いたし、」




「あ、そっかならよかった!」



「さ、帰ろっか?」



「うん!」



笑顔で答える小林は宇宙一可愛いと思う。




ヤバイ俺かなりベタボレだ。






赤くなりかりかけた道を彼女の歩幅に合わせてゆっくりと帰っていた。




「今日結華ちゃん怒ってた!
暁はこんな大切は日を忘れてるなんて!許せない!
だって。」


フフッと上品に笑う彼女は汚い言葉を使ってはしたない女とは比べ物にならないくらい可愛い。




「さっき暁も騒いでた、結華が怒ってる、、、って。
だから記念日のこと教えといた」




「ぢゃあ明日には仲直りしてるね、よかった!」




「結華は強情だからな、許してもらえるといいけど。」




フッと笑って彼女を見ると何だか不満そうな顔をしてた。