あの日記を見た瞬間に涙が溢れてきた。 それだけ内容の重いものだった。 『愛しキミへ 俺は、2ヶ月前に癌と診断された。 余命も残り少なくて、それも自分で分かるくらいだった。 キミに迷惑をかけたくなくて 死を選んだ。 ごめんな。 子供達を頼んだ。 キミを守れなくて本当にごめん』