その証に、幾つものガラス細工の動物達が棚に飾られてあった。 テーブルの上には 一枚の手紙らしき便箋と、一冊のノートが置いてある。 『唯歌とゆたかへ』 便箋の始めの文は そう書いてあった。 涙の真実を知る 一つの手紙と日記。