―――――――――― 嫌な コト。 私には分からなかった。 涙が居なくなる理由が。 でも、涙の自殺から1ヶ月後のコト。 私はたまたま、 あまり見たコトの無い 涙の物置部屋を見た。 そこには 六畳ほどの小さな部屋で中央に丸い茶色のテーブルが置かれてあった。 『ここ……。』 よく、涙は ガラス細工の小物を子供達にあげていた。 涙はココでガラス細工の小物を作っていたのだ。 『涙………』