あと30分で 12時。 三人でリビングの中央に俯いて固まったまま、誰も一言も口を開かなかった。 カチッ 手元に置かれた 今日の夕方に届けられた、ウルトラマンの絵入り時計。 『PM 00:00』 早いもので もう、誕生日は過ぎた。 悲痛じみた 唯歌とゆたかのすすり泣き。 私は何も出来なかった。