ラブソングが聴こえる

それに気付いたHARUがメンバーに伝えメンバーやスタッフは昼休憩となった。


私のレッスンのことも考慮してくれたのか昼休憩は２時間と長く


メンバーとスタッフはそれぞれスタジオを後にして休憩にいった。



HARUも休憩したかっただろうにマネージャーに簡単な昼食を私の分と二人分買ってくるように頼んで


さっそく私のレッスンに入った。


HARUはプロでこの仕事で食べてるだけあって指導は厳しかったけど、熱心にとても的確に指導してくれるから


数回のレッスンで自分でも音域が広がってきてるのに気付いた。


３０分ほどしてマネージャーが近くのパン屋からサンドイッチと何個かのパンと紅茶を買って帰ってきた。


パンを食べる間しばしの休憩となった私達は、二人でパイプ椅子に並んで座って食べることになった。


マネージャーはメンバーが休憩の間も仕事があるらしく買ってきたものをHARUに渡すとすぐにスタジオから出て行った。