周りから見たら密着してるんじゃないかって誤解されるほど二人の距離がなくなると
私の耳元まで顔を近づけてふっと笑うと、耳に息がかかるようにして
「あの時のこと思い出してるの。」
と低く身体の芯の所ににゾクゾクくる声で囁いた。
あの時のこと………
そうそれはHARU自らボイストレーニングをしてくれる事になってデモテープを貰ったスタジオに行った時の事。
HARUはツアーに向けての最終調整でスタジオに缶詰らしくなかなか時間が取れないようなので
昼の休憩時間に来るように言われていた。
その日はたまたま真智子さんが社長の仕事の手伝いで私一人での行動になっていた。
私がスタジオにいくとHARUはまだメンバーと練習をしていて私は隅の方で練習を見ていた。
私の耳元まで顔を近づけてふっと笑うと、耳に息がかかるようにして
「あの時のこと思い出してるの。」
と低く身体の芯の所ににゾクゾクくる声で囁いた。
あの時のこと………
そうそれはHARU自らボイストレーニングをしてくれる事になってデモテープを貰ったスタジオに行った時の事。
HARUはツアーに向けての最終調整でスタジオに缶詰らしくなかなか時間が取れないようなので
昼の休憩時間に来るように言われていた。
その日はたまたま真智子さんが社長の仕事の手伝いで私一人での行動になっていた。
私がスタジオにいくとHARUはまだメンバーと練習をしていて私は隅の方で練習を見ていた。
