空より青く、海より青く。






全身の血が、逆流するような感じを覚えた。



…よくも…


よくも俺の美空を…!




怒りが込み上げた俺を見て、美空は必死に俺にしがみついた。



「海都…かいとごめん……あたし…あたしが不注意だったから……海都に嫌な思いさせて……ごめっ…なさぃ……っ………」







――あぁ。


なにやってんだろ、俺。


相田に怒る前にさ……




一番傷ついてんのは、美空なのに。









「…美空」



美空はビクッと身体を震わせた。



俺はそんな美空の背中に、優しく手を回した。





「…怖かったよな。嫌だったよな。俺こそ…もっと早く電話すればよかった。ごめんな……」



「…ちが……かいとはわるくないよ……っ……」



俺は、美空の髪を撫でた。







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