シェリアは山の近くの放牧場の柵の上に座って、歌うのが日課でした。


古くから歌われている歌を歌うときもあれば、

自分で勝手に作って歌う日もありました。


すんだ歌声が響くと、けんかも収まり、村人は聞き入っていました。