そしてレムとレンは自分達のことを話し始めた。 「オレたちはおとぎの世界のフェルマンツェ王国から来たんだ。」 「じょ…冗談だよな。」 「冗談なんかじゃないよ。」 「おとぎの世界なんて本の中の話しだろ…」 おとぎの世界を信じようとしない繋に対してどう説明しようか悩む2人。 するとレンが何か思い付いたのか、自分の服のポケットから写真のようなものを出して繋に差し出した。 「これで信じる?」