「(起きてるなんてことないかなぁ〜)」
繋は2人が寝ている部屋のドアの前に立っていた。
ガチャ
中は繋が出て行ったときのままで何も変わっていなかった。
「起きてるわけないか…」
繋はベッドの間にある小さな机の上に氷水を置いて中に入れておいたタオルを絞った。
「冷たっ!」
絞ったタオルを二人の頭に乗せ、「よし!」と両手を腰にあてた。
それからベッドの下にしまってあった折りたたみの椅子を出した。
そして本を読みながら起きるのを待とうと思い本棚へ足を運ぼうとしたとき…
「「…ん。」」
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