フラッシュバック


大神は安堵。
朝子と真理もほっとして、
抱き合ったままその場にへたり込む。
大神は、ゆっくりとした動作で、
逹八と、それに友香の入れられていた
引き出し部分を押し込む……。
そして、パソコンを終了させ、
画面を閉じる。
そして、プロジェクターとの
ケーブルも外し、電源も抜き、片付ける。

大神「……めぐみさんの援護の
お蔭だな……」

と、朝子の携帯電話を返す。

朝子「そうだ……!
めぐみに返信してみよう!」