フラッシュバック

朝子「うん、わたしは、母親が以前に
病気で死んでね、父親が今の母親と
再婚したんだ。
で、その実の母親の火葬の場面が、
わたしにとって一番悲しい思い出なんだ。
ていっても、病気だからしかたないし、
今の母ともまあ仲良くやってるから、
それはいいの。
ただ、あの送りの日の場面って、
今の私にとっては、なんていうか、
もうセピア色になって、
完全に過去の1ページ、
って感じだったのに、
昨日うたたねしてたら、
突然、あの場面がまたよみがえって来たの。
……そのうたたねの時だけじゃないんだ。
夜ねてたら、またその夢を見て、
また悲しくなって、
目が覚めてもう朝まで眠れなかったよ。
でもって、その分、今度は授業中に
居眠りしてたら、
またその場面を見たんだ……」

真理は、パソコンを見て、

真理「3度も!?」
朝子「そう……」