フラッシュバック

真理「うん。
わかった。
……その5つの頃、わたし、
ギャクタイされてたんだ、母親に。
ぶたれたり、あついヤカンの底を
腕に押し付けられたりして。
それで、なんか、市役所の人が来て、
引き離されて、孤児院に入ったの。
そのあと、今の親に引き取られて、
ずっと平和に暮らしてたんだけどね……。
その頃をことを思い出してたの。
思い出した、というより……」

朝子「うんうん、思い出したというより、
こうなんていうか、
記憶の倉庫の一番奥に押し込んで、
厳重にカギをかけていたのに、
それを無理やり引っ張り出された、
って感じ!?」

真理「そうそう!!
そんな感じ!!
……朝子もなの!?」