俺は、こういう場面ではなるべく弟分達を関わらせないようにする主義だ。 後からの仕返しはこいつらが思っている以上に危ないから。 「堅二さん、俺達も行きますよ!」 そう言って、着いて来ようとするナオキ達を振り払い、外にでる。 今回のように、三人がかりのこの状況は、誰がみても不利だと思うだろう。 もしこのケンカにオッズが出るとしたら、万馬券は確定だ。 だが、俺は一人自分自身に賭けるんだ。 なぜなら、相手が三人掛かりであろうと、俺は負けたことがないから。