天使への判決


「お互い干渉しない事を前提に、家に置いてるってところかな…?

まあ、そんな付き合いの方が私も気が楽だから…」

私は肩をすぼめて小さく笑った。


「リサちゃんの考える事は相変わらず無鉄砲ね」

確かにそうかもしれない…

いきなり、付き合ってもない男を部屋に招き入れて、同棲を始めるなんて、普通じゃ考えられない。

ましては彼の仕事内容を考えると…


「ケンジの押しの強さに流されたのかなあ……」

私が言ったのと同時にテーブルにランチが運ばれて来た。

「約束通り、彼が私のする事に口を出す事はなかったわ
私も彼が他の女と遊んでようが構わないし、仕事でどんな事をしてるのかさえ知らないの」


「気にならないの?」


「気になってるから相談に来たの

特に最近、とんでもないものを見付けてしまって……」