宅配便のあの人は
「高橋光喜」っていうらしい。
しかも、タメだった!!
これにはすごく驚いたなぁ~








{今、何時なんだろ?
 結構飲んじゃったなぁ~。
 なんかボーとする・・・。}


『あかりってさ、彼氏いるの?』
まっすぐに私を見てる光喜。
なんか、カッコいいなぁ~照

「私になんかできないよぉ~笑」


{光喜は、まだまっすぐ私を見てる。
 なんで?
 それに何?この沈黙・・・
 もしかして光喜寝ちゃった???笑
 目あけたままなんて器用だなぁ~笑}



そんなアホくさいことを考えてると
光喜が笑って・・・


『よかったぁ。』

「へェ?」




不意打ちだった―――





「んっ・・・・」
ぐ・・・ぐるじいぃ・・・・

息ができなくて
何度も肩を叩くと
ようやくはなしてくれた光喜。


『あかりが好きだ―――
 俺と、付き合ってほしい。』






「え・・・?」