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「それでそうなったんだあ」




朋香はやっと全部を理解したようで、
いつもの落ち着きを取り戻した。




「うん。ちょっと恥しいんだけどね////」




「いや、笑羅らしいよ」



朋香…
それは褒めてるんですか?
けなしてるんですか?



……もういいや。
考えないでおこう。




「あ!そういえばもう1人の人は?」



たしか天使さんがいたはずなんだけど…




「あー…聖馬ならそこにいるよ」




拓冶はそう言って近くを指差した。



「あ!ホントだぁ。
天使さーんっっ!!」



あたしは天使さんに近寄った。