その夜、もっちゃんの寝顔を見ながら自分の意志を固めていた



あの女の人は理由がどうあれ、辛さからも、もっちゃんからも逃げた



それならあたしは、どんなに辛くても逃げたりしない


もっちゃんが今でもあの女の人を思っているなら、あたしはそれ以上の女になる


あたししか見えないように…