リンゴとミカンの事情

「そうだ、兄ちゃん達にはいつ話す?」


一気にテンションやらいろんなものが下がった。


「しばらくは止めてください」

「分かった。兄ちゃんたち怖いからな〜」


「そう。さりげなくしないとな」


ミカンの香りに感じながら、この上ない幸せとこれからの苦労を思いながら、幸せに浸ることだけを考えた。