リンゴとミカンの事情

ミカンの剥き出しの足に意味を持たせて手を這わせた。


「っ!」


リンゴが息を飲んだのが分かった。


「どこ触ってんだよ」


ミカンが暴れ始めるが、上にいるリンゴが優位なのは明らかだ。


「分かるだろ?狭い部屋で、男と女が二人きりでなにするかなんて一つしかないだろ」


ミカンの恐怖を煽るように、リボンを外してボタンを片手で外して行く。


スカートの中に侵入させたもう片方の手で下着のゴムを軽く弾いた。