ミカンの頬に手を当てて耳に唇を近づけ囁くと、顔を赤くしたミカンは恥ずかしそうに頷いてリンゴの胸に手を這わせながら身体を下げて行く。

指が腹筋をなぞった瞬間、目が覚めた。


「なんつう夢だ…」

夢でミカンにさせようとしていたことを思い出すだけで、申し訳ないような気になる。

けれど

健全な男子が好きな女の子があんな格好で出て来たら喜ばないはずがない。


願望と言えとも、ラッキーだと思った。