「指名してもらったトモです。」
「うん・・・。」
今度はその人が一瞬ぼーっとしていたように見えた。
一秒・・・
二秒・・・
三秒・・・
それぐらいだったと思う。沈黙がはしった。
「かわいいやん!」
「えっ・・・!」
「こんなかわいい娘がくるなんて、めっちゃラッキーやわ!」
その人はベッドの上に腰かけ、大きな瞳をさらに大きく開いて、私にそう言った。
これまでに接した客からも何度か言われたことはあった。
でも、何故だろう。
その人の言葉はこれまでに接した人の言葉よりも強い印象を与えた。そして私自身が客の言葉で本気で照れたことが初めてだった。
「うん・・・。」
今度はその人が一瞬ぼーっとしていたように見えた。
一秒・・・
二秒・・・
三秒・・・
それぐらいだったと思う。沈黙がはしった。
「かわいいやん!」
「えっ・・・!」
「こんなかわいい娘がくるなんて、めっちゃラッキーやわ!」
その人はベッドの上に腰かけ、大きな瞳をさらに大きく開いて、私にそう言った。
これまでに接した客からも何度か言われたことはあった。
でも、何故だろう。
その人の言葉はこれまでに接した人の言葉よりも強い印象を与えた。そして私自身が客の言葉で本気で照れたことが初めてだった。