夢から覚めた時。 隣に変わらない光景があった時。 あたしは心の底からほっとしてた。 秋斗がいて。 愛花がいて。 尚斗がいて。 そんな当たり前の生活に、心から幸せを感じた。 すぐそばにある幸せに改めて気付くことができた。 もうあんな夢は見たくないけど、ちょっとだけあの悪夢には感謝しようと思う。 大好きな人がそばにいてくれる幸せを。 ちゃんと大切にしていこう。