ー病院にてー


看護婦「せ…先生遊田さんが目を覚ましました」


医師「うん。大丈夫そうだね」

「色々お世話になりました」


ー10分後〇Χ高校前ー


「本当なんだって!!ねっみゆ!!」


「幽霊なんて見えるはずないし、話せるわけないじゃん」


「だよね。みゆをまきこまないでよね!!水希」


水希??


「嘘じゃないんだって!!」
ドン


「すみません」


「本当おまえは鈍感だな」


「ユウ?!」


「何??水希の知り合い??」

ー小声ー
「二人だけにしたあげよ」


「そうだね」


『じゃあね。水希』


「ユウ??だよね」


「そっ。正しくは遊田麗」


「年上だったんだね」


「敬語使えよ。敬語」


「なんであんたなんかに」


沈黙


「なんで??幽霊だったとき私のとこに声かけてたの??みゆだってよかったんじゃないの??」


「それは…秘密」


「なんで??」


鈍感だな。気づけよ。おまえのことがすきだったからだよ。


「だれにでも秘密はあるんだよ!!」


【fin】