「おはよ~みゆ。ユウ」


「おはよ。昨日家に帰ってから病院に電話してみたんだけど詳しいことは個人情報で教えられないって。でも、あそこで事故った人が入院してる病院が01つだけあるかそこ行こ」


「よし行こ」


10分後ー〇Χ病院着ー


「私、〇Χ高校交差点で交通事故にあったものの親族なんですが、病室がわからないので教えてもらえますか??」


みゆ、あんた嘘上手すぎ。


「若間さんですね。若間さんは…301号室ですね。真っ直ぐ行って一番端の部屋です」


「ありがとうございます」


「水希病室がわかったよ。一番端っこの部屋だって」


それだけ伝えるとみゆは走り出した。みゆきさん~ここは病院走っちゃだめ~


「ゆう、行くよ」


[俺はいいよ]


「なんで??自分の体だよ??」


[でも100%あってる保証無いわけだし、もしそうだとしても、戻れるかわかんないし…]


「もぉ~何男がぐだぐだ言ってるの!?行くよ」


私は無理やり連れてった。


しかし、そこに横たわっていたのはどうみてもゆうのような子供でなく遊田麗<ユウダレイ>とゆう大学生だった。


[やっぱりちがった]


ゆうが出ていってしまった。
『ユウ