1Rの彼女*番外編*

周りからは様々な年代の声が聞こえてくる。

女の子の笑い声。
子どもの泣き声。




そう。
アタシの目の前にあるのは、水族館。


半ば強引に水族館に来てみたものの、ここまで来るのも散々だった。



移動のために電車に乗っても、タクの隣は当然かのように、花梨ちゃんががっちりキープ。

2人仲良く座席に座り、アタシは車両の端の吊革につかまって、2人の様子を寂しく見つめる。



うぅっ…。
コレじゃ、どっちが彼女か分かんないよぉ。



そんなこんなで着いた、念願の水族館。

タクは花梨ちゃんの分の入場券を買いに行ってる。


チラリと花梨ちゃんを見ると、


「あたしとたっくんの邪魔、しないでくださいよ。」


「………。」



イマドキの小学生、怖すぎる。